従来、卵は食の優等生と持て囃され安価で販売されていた時代もありましたが、昨今の飼料価格上昇に伴い、10個で198円などという安価な卵はスーパーでも見かけなくなりました。しかし時代の変化と共に採卵鶏の鶏舎の要求も、いろんな視点から見る農家さんが増えて来ました。CP１６〜１８％程度で飼料代と卵の販売価格を見比べながら、配合飼料の調整をされている農家さんも少なくないと思われます。そこで、弊社のバイオピクシーNを飼料の重量比で0.5％飼料に添加するだけで、農家さんの悩みが一掃出来るような効果が期待出来ます。特に鶏糞は臭いが酷く、しかも地面が濡れているので蠅にとっては絶好の棲家となって、鶏舎中が蠅で溢れ返り汚卵が大量に出てしまいます。また、除糞をして糞置き場に置いても、そこでも蠅が大活躍して餌と蝿にとって生活環境の良い鶏舎に舞い戻ってくるケースもあります。更に、鶏も蠅が多いつまり悪臭が漂っている鶏舎内ではかなりのストレスを感じていると推測されます。ストレスを感じると腸内からサルモネラ菌が排出される事も承知の事実です。
これらの問題点を、殺虫剤や蛆用殺虫剤などを使用せずに、臭いの抑制、蝿の抑制が出来ると鶏のストレスも少なくなり、美味しい卵を産んでくれる様に変わってきます。久高養鶏場さんでは約２ヶ月半前からバイオピクシーNを餌に０.５％添加しただけで、それ以外の飼料の配合などは一切調整していません。また、鶏糞も除糞をしないようにお願いをしてバイオピクシーNを摂取してからはケージ下の除糞を行っていません。先日、鶏舎内を拝見したところ、蠅を探さないと見つけれないくらい蠅はいませんでした。今後、更にデータを取り続けて行きたいと思います。尚、久高養鶏場はサルモネラ菌試験で陰性となっております。
左 名護市久高養鶏場 中 スーパーで購入した県産卵 右 有名なY卵
スーパーで購入した卵は、殻を割って皿に入れた途端黄卵が破れて、卵白も水っぽく生臭い
久高卵は購入してから約２週間冷蔵庫で保管していた物でも卵黄が破れる事なく持ち上げることが出来た。
一方、Yメーカーの物は、外観上は結構良いレベルにあったが、黄身を持ち上げる事は出来なかった。
