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予備臨床試験

対象
例数:7名
性別:男2例、女5例
診断名:大腸癌、乳癌、前立腺、甲状腺がんなど
抗癌剤との併用例:不明
投与量×飲用期間:100mlを3回/日分飲×90日間

「試験用液」投与前後CD27+ratioとNLRの変化

「ニボルマブ」投与前後CD27+ratioとNLRの変化

CD27+ratioとは?

細胞表面ホモ二量体であるCD27比とは、リンパ球のうちCD8+細胞(キラーT細胞)/CD4+細胞(ヘルパーT-細胞)比を表わしています。

  • 比が1.45以上の場合、細胞傷害性Tリンパ球(CTL;キラーT細胞)が優位となり癌細胞を攻撃する。
  • 比が1.45以下の場合、CTLの誘導がなく癌細胞攻撃をしない。

NLR比とは?

Neutrophil/Lymphocyte ratio(好中球/リンパ球比)

好中球:白血球の1種殺菌性特殊顆粒を持つ顆粒球約40.8%を占有


リンパ球:リンパ球は好中球よりやや大きく6~15μm>白血球中約46%を占有骨髄で造られ増殖。
ウイルスや腫瘍細胞などの異物を攻撃。NK細胞やBリンパ球とともに免疫の主役である。

ニボルマブとは?

国産の新たながん治療法。非小細胞肺癌、腎細胞癌、メラノーマに対する有効性があり米国でも承認。
好中球:白血球の1種殺菌性特殊顆粒を持つ顆粒球約40.8%を占有
リンパ球:リンパ球は好中球よりやや大きく6~15μm>白血球中約46%を占有骨髄で造られ増殖。ウイルスや腫瘍細胞などの異物を攻撃。NK細胞やBリンパ球とともに免疫の主役である。

抗PD-1抗体の仕組み

■T細胞にブレーキがかかる
PD-L1とPD-1との結合により、がんが免疫細胞(T細胞)に対してブレーキをかけて、がん細胞への攻撃が阻止される。


■T細胞が活性化してがんを攻撃
ニボルマブはPD-L1とPD-1の結合を阻害することで免疫細胞にかかったブレーキが解除され、T細胞が再び活性化してがん細胞を攻撃する。

PD-1:免疫チェツクポイント分子として免疫応答を抑制機能がある。

甲状腺癌リンパ節転移マーカーの変化


CEA:癌胎児性抗原

大腸癌肺転移例


NLR:好中球/リンパ球比
CEA:癌胎児性抗原

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